ひつまぶしは、名古屋(なごや)の特別(とくべつ)な食(た)べ物(もの)です。うなぎ(魚(さかな))を焼(や)いて、ごはんの上(うえ)にのせます。この料理(りょうり)は、木(き)のボウル(おひつ)に入(はい)っています。ひつまぶしの食(た)べ方(かた)は、3つあります。
1.そのまま食(た)べる 最初(さいしょ)に、うなぎとごはんを何(なに)も加(くわ)えずに食(た)べます。
2. 薬味(やくみ)を加(くわ)える
次(つぎ)に、ネギやわさびをうなぎとごはんに加(くわ)えて食(た)べます。これで、味(あじ)が変(か)わります。
3. だしをかける 最後(さいご)に、だし(スープのようなもの)をかけて、お茶漬(ちゃづ)けのようにして食(た)べます。これはさっぱりとした味(あじ)です。
ひつまぶしは、これら3つの食(た)べ方(かた)で楽(たの)しむことができます。木(き)のボウルで食(た)べることも、特別(とくべつ)な体験(たいけん)です。
名古屋(なごや)には他(ほか)にも味噌(みそ)にこみうどん、味噌(みそ)カツ、など特別(とくべつ)な食(た)べ物(もの)があります。
私(わたし)は、高校生(こうこうせい)の時(とき)まで味噌(みそ)にこみうどんしか食(た)べたことがなかったので、高校(こうこう)2年(ねん)のとき、初(はじ)めて普通(ふつう)のおだしのうどんを食(た)べて、味噌(みそ)じゃないうどんがあることにびっくりしました。
私(わたし)の息子(むすこ)は、小(ちい)さい頃(ころ)からひつまぶしを食(た)べていたので、三重県(みえけん)でうな丼(どん)を食(た)べた時(とき)に、うなぎなのに「おだしがない!」と困(こま)っていました。ひつまぶしは名古屋(なごや)だけの食(た)べ物(もの)だと教(おし)えるとびっくりしていました。
みなさんの生(う)まれた町(まち)や育(そだ)った町(まち)でもこのように特別(とくべつ)な食(た)べ物(もの)はありますか?
私(わたし)たちのように、その食(た)べ物(もの)や食(た)べ方(かた)が「普通(ふつう)」だと思(おも)っていた経験(けいけん)はありますか?